2012/02/25

コウタの作品展

2月初め
幼稚園で制作したものを展示した作品展を観に行った。
入園してからお絵描きしたり、制作したりした作品とみんなで共同制作したもの、お母さんと一緒に作ったものを一同に展示した展覧会。

コウタが普段、幼稚園でどんなことしているのかを知るいい機会なのでカメラ持参で鑑賞。


 個人的にはこれが気に入った。タイトルがシュール。













 ここからは年長さんの作品。さすがに上手いし、将来の自分というテーマにお笑い芸人ということで、マイクを前にコンビで展示。
 女の子はさすがにAKBとかアイドルとか多かったが、意外にパティシエとか。

自分の子どもの作品も感無量でしたが、ほかの子どもたちの作品もみんな素晴らしくて、感動しました。
子どもの才能は無限、なんだか元気づけられました。






































2月映画三昧

2月は映画三昧でした。
1日に友人二人と園子温監督の「ヒミズ」を観る。出演俳優が主演の二人以外は冷たい熱帯魚の面々。それなりに楽しめたが、震災の映像が無理矢理感がありイマイチ。
続く、翌週、ヒミズの前に公開された「恋の罪」をレイトショーで一人鑑賞。これは、ほとんど日活ロマンポルノレベルでストーリーもさらにイマイチ。園監督のエログロは継承されてるが、2作とも「冷たい熱帯魚」は越えていなかった。
2作に共通するのは、詩の引用。これは、他のブログで沢山書かれているのでそちらをググってください。

で、次の週にデヴィッド・フィンチャー監督がリメイクした「ドラゴンタトゥーの女」を一人鑑賞。これは、当たり。前週観た園作品が陳腐に思えるほど完成度が高い。
リメイクだし、当然かもしれないけど、久々に当たりでした。

で、リメイクなので、オリジナルが気になる訳で、早速週末に川崎のTUTAYAに行ってオリジナル「ミレニアム3部作」を借りる。

1話がリメイクされてるが、個人的にはオリジナルよりリメイクの方が好き。
2、3話も続けて鑑賞。リスベットの過去との展開で面白かったけど、1話のリメイクが良すぎて付録のような印象でした。

先に、フィンチャー版を観てしまったからかも。

まだ、観たい映画があるので今月は仕事帰りにあともう一本観ようと思います。

今月は、映画を見ると言うことで、外で飲まず結果、節約できた月だった。


2012/02/01

【日本一のパパ】

何気に時間のある時に読んでるメルマガ【人の心に灯をともす】で思わず泣きそうになったので転載します。
子供の言葉って親にとって大きいこと、最近身にしみて感じます。
大好きと言われるだけで、本当に嬉しいもんです。
いつまでも、子供と笑顔で会話できる関係でいたいなぁ、とつくづく思います。

【日本一のパパ】№890


福島正伸氏の心に響く言葉より…


木村(仮名)さんは、3店舗のラーメン店の経営をしていました。

もともと厨房で下働きをしていた木村さんにとって、自分の店を持つことは当初からの夢でした。

そして、念願かなって、一店舗目をオープンすることができました。

目新しさもあって、一時はそれなりの人気店になり、その勢いで続いて、2店舗目、3店舗目をオープンさせました。

ところがその後、売上はいっこうに伸びず、それどころか次第に客数も減少していきました。


毎日、朝早くから仕込み、昼間は休みなく働き続け、スタッフが帰った後も深夜まで一人で片付け…。

我も忘れて、一生懸命に働いているにもかかわらず、毎月150万前後の赤字を出し続ける状況にまで悪化してしまいました。

駅前でチラシを配ったり、お客様に割引チケットを配ったり、知人の家の壁にポスターを貼ってもらったり、とにかくできることを見つけて、すこしでも売上を伸ばす努力を続けました。

しかし、どんなに努力しても、どんなに働いても、いっこうに店の状況がよくなる気配はありません。

次第に顔からは、笑顔が消え、いつも眉間にしわを寄せていました。

自信を無くし、生気もなくなっていきました。


木村さんが帰宅すると、妻の幸子さんと幼い子どもが寝ています。

その横で静かに着替えていると、目を覚ました幸子さんが、小さな声でいつも言います。

「今日も遅くまで、お疲れ様…」

「…まあな…」

そんなとき、木村さんは何と返事をしていいのかわからず、いつも力のない返事になってしまいます。

“妻に心の内を話したところで、どうにもならない。

自分ひとりで解決するしかない”


もちろん、夫の苦しい状況は、妻の幸子さんもうすうす感じてはいたのですが、“お疲れ様”と言う以外、伝える言葉がありませんでした。

幸子さんも、なかなか寝つけない日々を過ごしていたのです。

何もできない歯がゆさに苦しみながら。


そんなある日…

木村さんが、いつものように明け方になって家に帰ると、寝ている幸子さんの横で、子どもが起きていました。

何気なく、そっと抱き上げました。

そして、あやそうとすると、やっと片言で話しはじめたばかりの子どもが、自分に何かを伝えようとしています。

「…ぱぱ」

何を言っているのか、はじめはよくわかりませんでした。

「ん?」

「…んち、ぱぱ」

それでも、子どもは同じ言葉を何度も言っているようです。

「な~に?…」

「…いちんちの…ぱぱ」

こちらの顔をじっと見て、必死に何かを伝えようとしています。

「何の、ぱぱ?」

そして、とうとう、子どもの言葉をはっきりと聞き取ることができました。

「にほんいちのぱぱ」

「!」

思わず、木村さんの目に涙があふれ、頬を伝って流れていきました。

「……………」

子どもを抱きながら、ただ泣きました。

それまで、必死に耐えていた心のたがが外れように、あふれてくる悔しさを我慢することができなくなりました。


“悔しい…なんと、自分は情けない人間なんだろう。

子どもの言葉に素直に、「そうだよ」と、うなずけない自分が…本当に悔しい。

日本一どころか、明日食べていけるかどうかもわからない。

この子は、それでも自分のことを、日本一と思っている…”

その日、木村さんは布団の中で目をつむっても涙が止まらす、とうとう一睡もできませんでした。


それから木村さんは一念発起し、よいと思ったことは、次々に行動に移していきました。

“どんな苦労をしてもかまわない、子供が誇りに思うような父親に、絶対なる!”

毎日、毎日、必死に研究を続け、その結果、次々と新しい料理を作ることに成功していきました。


実は、この話の陰には、妻、幸子さんの見えない支援があったのです。

仕事の面では何も手伝うことができない幸子さんは、心の中でいつも彼を励まし続けていました。

帰りの遅い父親がいない家の中で、毎日子どもに語りかけていたのです。

“あなたのパパは、日本一のパパよ”

『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』きこ書房



たった一人でも、大切に思ってくれている誰かがいてくれるだけで人は頑張れる。

そして、時にはその一人のために、命さえかけることもできる。


「日本一のパパ」

もし、子どもにそういわれたら、どんな苦労も耐えられる。




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【人の心に灯をともす】